Starry☆Sky 文

□年下甘え上手
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「ふぅ…」

やはり夏場の練習は暑い。
でもインターハイも近く、練習を怠ってもいられないので、私は昼休みを使って自主練習に来た。


「汗かいちゃった。顏洗ってこようかな」

外の水のみ場へ行くと、少し遠くに見覚えのあるぱっつんと襟足の少年が走っているのが見えた。

「あ、梓君だ」

私が「おーい!」と手を降るとすぐにこっちに走ってきた。

「先輩!昼休みから先輩に会えるなんて嬉しいです」

「私も梓君に会えて嬉しいよ!今のは…宇宙科のロードワーク?」

「はい、そのとおりです。今日の朝寝坊しちゃって…今やっているわけです」

「そっかー、大変だったね。暑かったでしょ?」

私は梓君の顔を覗きこんだ。梓君は少し顏を紅くして言った。



「………!はい、そりゃあもう。僕、し、しんどくてしんどくて…はぁ、はぁ…」

な、なんだろう?いきなり梓君の態度が変わった気がした。

「大丈夫?梓君」

「僕…もう、歩けないですよ〜せんぱい〜…」

すると梓君がいきなりぎゅうっと抱きついてきた。その上、うるうるな上目遣いで私を見上る。

(…か、可愛い……かも)

「ん〜…このまま離したくないです…先輩、抱きごこち最高ですし…」

梓君は更に私に抱きついた。

「だ、駄目だよ梓君!その、あの……あ、そう!私汗かいてるし…」

「気にしてません♪」

「気にしてよ〜!」

気にする様子もなく調子にのった梓君は、私の首筋に顏を埋めると鎖骨にちゅう、と吸うようにキスをした。

「あ、あ、あああああ梓君!!」



「先輩がこんな綺麗な鎖骨してるからですよ。食べたくなるのは当然でしょう?可愛い」

おかげで赤い可愛いキスマーク。くっきりと残された私は真っ赤。

「放課後の部活どうしよう…み、みんなに見られちゃう!!」

「虫刺されとでもいっておけば大丈夫ですよ」

「もう、他人事だと思って!」

パシッ

「いたっ!思ってませんよ。先輩、そんなに怒んないでください〜!」















(なんか痕がついた先輩ってエロいですね)(…な、何考えてるのっ!!)


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梓は甘えたがりだと萌えます!!

2009/07/22



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