Starry☆Sky 文

□これも仕事のうち
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「会長〜頼まれた書類のコピーしてきましたよ…って…あ…」


私が生徒会室に戻ると、寝息をたてる会長の姿があった。

「最近忙しかったもんな〜…」

思うと、なんとなく痩せた気がする。時々強引だけど、頼りになるカリスマ会長、私は少しでも支えたくて生徒会に入った。

「と、いっても書記なんだけどね…」

副会長は青空君。会計は翼君だし…私って楽な方なのかも…。

今日は青空君は神話科の課題で残ってて、翼君は…多分どっかで発明の材料調達だよね、うん。だから2人はまだいない。
会長は「颯斗はともかく翼め…」とお怒りだったけど、その怒りにも元気がなかった。

「…私にできることがあったら…何でも言ってくださいね」

「お、本当か?」

「!?か、会長起きてたんですか!?」

独り言聞かれてたのかな?は、恥ずかしい…。

「ん〜お前が入ってきたあたりから。…それより…」

「?」

会長は怪しい笑みを浮かべた。
な、なんか嫌な予感…?

「何でも言っていいんだよな?」

「え?」

「んじゃぁさ…」

会長は私の肩を抱き寄せると、耳元まで顔を近づけ囁いた。すごい至近距離に私は心拍数と体温が上がる。



「お前からキスして?」



…一瞬思考停止した後、私は最早いろんなものが上昇した。

「か、会長!何ふざけてるんですか!」

「ん〜?ふざけてねぇよ?あ、因みに勿論口だかんな?」

会長が自分の口を指差して「マウストゥーマウス」とか言ってる。

「だ、駄目です!私…」

「俺とお前の仲だろ?お前がキスしてくれんなら残りの仕事も捗るんだが…」

会長にどんどん攻められて混乱していく私にとどめの一言がきた。

「お前マジ可愛いな…。真っ赤だぞ。もう我慢できねぇから俺からする」

「え、ちょっと!!」

会長に顔を寄せられ…――









「ぬいぬい会長〜遅れてスマンであります!!いやいや、でも今日はホントに違うのだ!!アホ毛先輩が発明の依頼をしてきて…って…………
ぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬ!?!?」

「翼君、入り口で立ち止まらないでくださいよ、入れないじゃないですか…って………
あ………」




………




「ん?遅せぇぞお前ら」

















(書記と会長がちゅーしたぁぁぁ!!)
(…すいません。お二人の愛の巣に…)
(翼君声大きい!!あと颯斗君、な、何その表現!!)
(あながち間違ってねえぞ?)
(かかか、会長!!!!)






―――――――
そらそらと翼も出してしまった!!笑
しかもキャラコメネタちょいとでた!;
なんか会長が強引すぎてすいませんorz
それにしても月子→会長の呼び方は「会長」でいいのだろうか…。
後付き合ってるのかそうでないのか曖昧ですみません…。
でも会長大好きだ!!!←


2009/07/27


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