REBORN!
□カエルの嫁入り
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―サァー…
「雨ですねー」
「あ?あーそうだな」
気づいたらフランの部屋に居るベル。
(なんでいるんですかねー?まぁ、なにもすることがないんで暇つぶしに丁度いいですけど)
今日は朝から雨でフランは任務もなく、暇にしていた。
ベルはベルで任務もなく、フランの部屋に来てからベッドを占領している
(どうしてこういう時って何もすることがないんですかねー?神様のイタズラってやつですか。)
「おいカエル」
「ミーはカエルじゃないですー。仮王子」
「だれが仮だ!」
ドカッ
「ゲロッ!」
(蹴られた…ベルセンパイ…いや、堕王子に!!)
「…決めました。ミー絶対に堕王子殺しますー」
「はぁ?誰がカエルに殺されるかっつーの。俺がカエルを殺してやるよ」
ベルが独特のデザインのナイフをかまえて言う
(ナイフ構えながら言わないでほしいですよー)
「もういいです。ミーは誰にも殺されないって決めましたから」
「当たり前じゃん?俺以外の奴に殺されたらぜってぇ許さねえから」
「ミーの言ったこと聞きましたか?堕王子にも殺される予定は無いんで」
「…あっそ」
ベルはそれから何も言わなくて―また暇な時間が続く