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□Congratulations!
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「花礫くんっ
はいっっ」

本を読んでいると
目の前が花畑になった

なわけはない


「…なんだよこれ」

「何って花束だけど」

「そんなこときいてんじゃねーよ」

「いたっ何で殴るの?!」

「さあな」



きょとんとした顔に無性に腹がたった

感情のままに拳を振り下ろすと
ろくに避けもしなかったくせに
痛いとわめく



 
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