★★★ コーチングってなぁに? ★★★


《コーチ》と聞いて、みなさんは何を思い浮かべますか?たぶん、いろいろなスポーツの指導者を想像した方が多いのではないでしょうか?ここでお話しする《コーチング》におけるコーチは、人生のコーチといえるのではないかと思います。
コーチ(Coach)とは、馬車のことです。馬車は、人や荷物を目的地に運んでいってくれます。コーチングでは、コーチが様々なコミュニケーション手法を用いて、クライアント(依頼者)が望むところまで送り届けるお手伝いをします。つまり、クライアントが目標に向かって行動を起こし目標を達成できるようにサポートしていきます。コーチングはしばしばカウンセリングやコンサルティングと混同されることがありますが、病気の治療や問題解決を目的としたカウンセリングや、クライアントに手段やアドバイスを与えるコンサルティングとは異なります。コーチはクライアントを全面的に信頼し、クライアントの話に耳を傾けます。様々な質問を投げかけることで、クライアントが自分の内面を見つめ、どんな自分でありたいのか・何がやりたいのかなど自己探求していくよう促していきます。つまり、コーチングとは《自分探しの旅》なのです。コーチはクライアントに寄り添い、クライアントとともに旅をします。クライアントは、その旅の中で様々なことに気づいていきます。そして、目標を達成するためにどのような行動を起こしていけばよいのかを考え、実践に移すように努力していきます。その繰り返しで、クライアントは変化し、目標達成に向かって踏み出すことができます。コーチは、そんなクライアントに寄り添いながらクライアントを認め、励ましてくれる存在なのです。

前にも書きましたが、コーチはクライアントに知識や手段を教えたり、アドバイスを与えたりする存在ではありません。全ての答えはクライアントの中にあるという考えの基で、クライアントがその答えを見つけるためのサポートをする存在なのです。

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