あ〜の

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『今日は久しぶりにご飯食べに行こう!!』
 
 
「別に構わねーが、どこ行くんだ?」
 
 
『うーん……』
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
仁くんとは幼なじみで、小さい頃はよく一緒にいた。いや、中学3年生になった今でも一緒にいること多いけど。
 
 
仁くんのママも私の両親も仕事でいないことがよくあるから、どちらかの家で夕飯を食べるのが日課みたいになっている。
 
 
今日は仁くんの親も私の親も夜いないので、久しぶりに2人で外食することにした。だけど問題は何を食べるかだ
 
 
 
「……何か食いてぇのはないのかよ」
 
 
『普段家で食べないようなのがいいな』
 
 
「ファーストフードか?」
 
 
『夜ご飯には向いてないよ』
 
 
「じゃあ何だ」
 
 
『…………お寿司食べたい!』
 
 
「寿司か?」
 
 
『うん、お寿司!』
 
 
「じゃあ『かっ○寿司だね!』」
 
 
 
安いし、たくさん食べれるし!
 
 
 
「いや、安さでいえばス○ローも同じだろ…」
 
 
『なっ……!!』
 
 
そうか!!あっちも税込み105円か!!
 
 
 
「……って、俺が言いたいのはそういうことじゃねー」
 
 
『どういうこと?』
 
 
「寿司といったら河村ん所だろ」
 
 
『ああ!』
 
 
「じゃあ向かうぞ」
 
 
『おーう!!』
 
 
 
 
 
END
 
 
(タカさんとこ行けば)
(河村んとこ行けば)
 
 
((オヤジサンの奢り…!!))
 
 
 
―――――
 
 
タカさんパパなら奢ってくれるはず!
 
 
 
 

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