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□アイス
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暑い、暑い、暑い!
なんでこんなに暑いんだ
『あっついー…』
「…暑いな」
『ねえねえ、亜久津くん』
「なんだ…?」
『アイス買いに行こうよ』
亜久津くんと私は暑さに耐えきれず、近くのコンビニまでアイスを買いに行こうと外へ出た。
『亜久津くん、私ダイエット中だから半分こできるアイス買おうよ』
「なんでてめぇの都合に合わせなきゃいけねぇんだよ…」
『今アイス1つ食べたら私の体重が大変なことに………!!』
「なら食べなきゃいいじゃねーか」
『なっ!!ダイエット中でも少しくらい楽しみがあってもいいでしょうが!!』
決して自分を甘やかしているわけではない。ただアイスが食べたいだけなんだ。
「ちっ…わかったよ」
『ありがとう亜久津くん!!なんて優しいんだ君は!!』
「うるせぇ!!その変なノリやめろ…!!」
可愛いなあ、亜久津くん。
そんなこんなでコンビニに着き、早速アイスが売ってるコーナーに向かう。
『やっぱり半分こだったらパピ●だよね』
「あぁ?普通はチョ●モナカジャ●ボだろうが」
『なっ!!ふたりでチューチューパピ●♪ってテレビでも言ってるじゃないか!』
「てめぇは分かってねぇな……チョ●モナカジャ●ボのほうがアイスの中にチョコがはいってんだから得なんだぜ?」
『絶対パピ●だってー!!』
「いや絶対にチョ●モナカジャ●ボだ」
「「((いや、どっちでもよくね??))」」
そう思うお客と店員がいたとかいなかったとか
END
(よし、わかった)
(…?)
(半分こするのやめよう)
(結局そうなるんだな)
―――――――
わたしはパピ●派←聞いてない