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交わった白と黒。
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触れた身体が余りにも熱かったから―…。

「っ紫苑…」
その熱が甘やかで愛しくて。
温かで。
何よりも居心地が良くっておれはより深く紫苑に溺れた。


□□ □□
その熱が余りにも熱かったから―…。

「ふぁ、ネズミっ…」
その熱が愛しくて甘くて。
何より温かで。
居心地が良くってぼくはより強くネズミに縋った。


■□ ■□
永遠などあり得ないこの世界で少しでも長く繋がって一緒にいたい。

そう願いながら互いに深く、深く快楽に沈みこんだ…。


その熱が余りにも熱かったから―そのまま溶けてしまう錯覚に陥る。

またそれも一興と嘯いてどちらともなくくすりと笑った。


end

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