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君の側に。※
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こんな日は酷く怖くなる。

また君がいなくなるんじゃないか、って。


「んっ‥ふ‥ネ、ズミ‥」
「っ――紫苑‥」
「あっ、ん‥」

快楽に揉まれ理性なんてとっくに失っている。
あるのはただ本能に従う雄と小さな不安。


「ふっ――」

この涙は愉悦故か、それとも――…


「―っ、ァ‥ネズミ‥、―、、いで」
「‥紫苑?」
「んぁ――っつ―!!!」

訪れる絶頂。

「―ぁァ‥―っ」

目の前が真っ暗になって意識が遠退く。


「『       』」




果たして、自分の言った言葉は言葉になりきれていたのだろうか?


気絶する様に眠りへ落ちる紫苑には確かめる術などありはしなかった。



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