06/19の日記
19:29
空白の桶狭間
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『空白の桶狭間』
著者 加藤廣
発行 新潮社
初版 平成二十三年十月一日
買ったはいいが読む暇がなくって積んでいた本を読もう第二段。
う〜ん…正直かなり期待外れだった。『着想だけ面白く、後はグダグダ』と言った感じ。
小説だから目くじらをたてる事はないのでしょうが、本能寺三部作では面白さで包み隠された短所が、面白くなかったのでかなり顕著に露呈していたと言った感じ。武功夜話ばかりで参考文献が少なく、人物像とか、知識が色々と古い。
フィクション自体を批難する気は毛頭ないが、今川軍に武田家の忍、付城をトンチンカンに悪意で解釈等々、看過できない浮世離れ具合だった。
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