声の響く丘
□敬語なあなた
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私は ゆうたんとのデートが楽しみで 急いで仕事を終わらせた
利:「そろそろ、ゆうたん来るかな〜」
ゆ:「利奈さん、すみません、遅くなってしまいました」
利:「私も今来たところだから、平気だよ、ゆうたん」
笑いかけると ゆうたんも笑いかけてくれた
利:「それじゃあ、行こうか」
ゆ:「はい」
ゆうたんが 気楽にいられるように 居酒屋にきた
利:「居酒屋でも、よかったかな?」
ゆ:「はい、利奈さんとなら、どこでもいいですよ」
さらりとうれしいことを 言われたけど ゆうたんは天然だから たいした意味はないだろう
利:「ゆうたんは、何でそんなに敬語なの?」
ゆ:「利奈さんは先輩ですから」
利:「そ、そうなんだ」
私は ゆうたんに好きな人がいるか 気になっていた いつも ゆうたんは 藍ちゃんといるから 噂になっている