声の響く丘

□敬語なあなた
2ページ/4ページ

私は ゆうたんとのデートが楽しみで 急いで仕事を終わらせた

利:「そろそろ、ゆうたん来るかな〜」

ゆ:「利奈さん、すみません、遅くなってしまいました」

利:「私も今来たところだから、平気だよ、ゆうたん」

笑いかけると ゆうたんも笑いかけてくれた

利:「それじゃあ、行こうか」

ゆ:「はい」

ゆうたんが 気楽にいられるように 居酒屋にきた

利:「居酒屋でも、よかったかな?」

ゆ:「はい、利奈さんとなら、どこでもいいですよ」

さらりとうれしいことを 言われたけど ゆうたんは天然だから たいした意味はないだろう

利:「ゆうたんは、何でそんなに敬語なの?」

ゆ:「利奈さんは先輩ですから」

利:「そ、そうなんだ」

私は ゆうたんに好きな人がいるか 気になっていた いつも ゆうたんは 藍ちゃんといるから 噂になっている
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ