救済者は殺人鬼

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二人が入団して数日がたったころ…



コムイたちはエクソシストたちが帰ってくるという連絡を受け、嬉しそうに迎える準備をしていた。
そんな中、二人はお構い無しに科学班の仕事をしている。





空「…空気ってこんなにかわるもんか?」

風「みんなルンルンだにょ」

空「そんなに嬉しいのかね」

風「エクソシストの中にコムイの妹がいるらしいにょ」

空「へぇー。コムイに妹がいるのか」

風「とーっっっても可愛いらしいにょ」

空「あの時感じたものは間違いじゃなかったみたいだな」

風「にょ」

空「……あんまり近付きたくないな」





空は人識と共に双識に追いかけ回されていた日々を思い出していた。





空「双兄はいい歳してまだ元気だよなぁ」

風「曲兄のほうが上にょん」

空「…たしかに」







――――――――







そしてエクソシストたちが帰ってきた。


ちょうど資料室に向かっている二人はそこに通りかかった。





空「あれがエクソシスト…」

風「感動の再会にょ」

空「みたいだな。ま、俺たちには関係ないな」

風「にょ♪」





空と風はその場から立ち去りリーバーに頼まれていた仕事を片付けに行った。


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