長編駄文

□Today red,tomorrow dead.
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一ヶ月が経ち二ヶ月が経ち…なんとか白哉のメモを見て耐えて居たが
遂に恋次は耐えられなくなり一護の家を出た。

「白哉さん…」

恋次は白哉に逢いたいが為に家を出たのは良いが道が分からない。

「白哉さん…に白哉さんに逢うんだ」

恋次は諦め無いで何時もの駅へ向かうことにした。



さ迷うこと数時間。

「やっと着いた…」

恋次は毎日白哉を待って居た駅へとたどり着いた。
時計を見ると今の時間は五時五分前。

「間に合った…」

恋次は暗くなるまで其処で白哉の帰りを待ち続けた。

「白哉さん…まだかなぁ…」

しょんぼりと項垂れて居ると誰かが恋次の前に立った。

「おいコラ恋次」

「…一護」

「テメェ勝手に出て行きやがって…ふざけんなよ」

一護のこめかみには青筋が走っていた。

「何だよ、俺が何処に居ようと勝手だろ?」

恋次は拗ねた様に唇を尖らせた。

「勝手じゃねぇ、お前は今、俺ん家の犬だ。勝手なことすんじゃねぇよ」

恋次はそれを聞いて一護を睨み付けた。

「は?誰がお前ん家の犬だって?ふざけんなよ?俺は白哉さんの犬だ!」

「あああウザい!!喧しい!良いから云う通りにしろ!帰るぞ!」

「やだね!!」

フン!と恋次はソッポを向いた。

「帰るんだ!」

一護は恋次の腕を引くが恋次はそれを振り払った。

「ヤダ!俺は白哉さんの所に帰る!」

「白哉はもう帰って来ねぇよ!ルキアもな!」

「嘘だ!」

「嘘じゃねぇよ!嘘だと思うんなら白哉ん家に行ってみろ!」

「云われなくたって行ってやるよ!」

恋次は一護を睨み付けてから白哉の家へと駆け出した。


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