長編駄文

□The first breath is the beginning of death.
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夜一と会ってから数ヶ月白哉は平穏に過ごして居た。

「ごしゅじんさまおはよー」

「お早う恋次」

恋次は初めて白哉に会った時より随分と明るくなっていた。

「きょーはおしごと?がっこー?」

「大学だ」

「じゃあ…はやくかえってくる?」

恋次は白哉を見て首を傾げた。

「なるべく早く戻る、だから大人しく待って居るのだぞ」

「うん」

恋次は微笑み大きく頷いた。
そんな恋次につられて白哉も微笑んだ。

「るきあがはやくあさごはんたべよって」

「先に行っていろ、直ぐに行く」

「うん」

恋次はぱたぱたと台所の方へと駆けていった。

「…私も甘くなったものだ…」

白哉は独り呟きゆっくりと台所の方へと向かった。


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