30分前
□かまってくれないのは・・・?
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「なぁロックマン、俺なんかしたかな…?」
「僕こそブルースに何かしたかな?」
「「はぁ〜…」」
+・*かまってくれないのは…?*・+
「すまないな。今から会議があるんだ。ちなみにブルースも書類整理だ。」
6月に入って炎山のところに行っても仕事仕事仕事…
全くかまってくれない。
しかもそれは俺だけじゃなくてロックマンも同じようで、ブルースも書類整理が大変みたいであまり会えてない。
「ねぇ、熱斗くん。今月に入ってからまともに炎山と話しした?」
「してないっ!!ずーっと炎山に放置されてる!!」
「熱斗くんも同じか…」
「そういやブルースも忙しいみたいだな。」
いつもならどんなに忙しくても何度かメールは返してくれたのに今月はメールすら返してくれていない。
だからこっちは不安になる一方で…
「炎山〜…」
「ブルース…」
2人で思い人の名を呼んだ途端に外から少し音がし出した。
「雨…」
「今日の天気予報には降らないって言ってたのにね。梅雨だからかな?」
「もしかしてこの雨って俺たちの心を表してるのかもな。」
「…そう見えるね。」
2人はしばらく部屋の窓から外の雨を眺めていた。