定時制BASARA学園
□第8話
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こんな学園にも、様々な部活や委員会が存在する。
そして、それら全てを取り締まっているのが…
我々、
生徒会だ。
シャキーン、と窓から外に向かって副会長である竹中半兵衛が軽快にポーズを決めていた。
その後ろに現れた大きな存在。
「…半兵衛、さっきから何をしておるのだ」
「…………………秀吉。
…いや、何でもないよ」
…いるならいると言ってくれれば…
「って何をしてるんだ秀吉!?」
振り返った半兵衛の後ろで、さっきの自分同様、シャキーン、とポーズを決めている秀吉。
「む?何か新しい体操か何かではないのか?」
「…秀吉、キミは…。
本当に、天然記念物のような存在だね」
「……」
褒められているのかどうなのか、イマイチわからなかった秀吉であった。
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