定時制BASARA学園
□第5話
1ページ/9ページ
青い空、照りつける太陽
夏、真っ盛り…!!
「おめーら!夏と言やーなんだぁぁっ!!」
「海ー」
「祭り!!」
「スイカ」
「…水着ギャル」
今日も今日とて、授業『サボリ隊』のメンバー達が屋上へと集結し、コンビニで買った食料を食べながら話を弾ませるのだった。
斬り込み隊長の元親が“夏のテーマを"と叫ぶと、この暑さにヘバりながらも思い思いの答えを出す隊員たち。
「NO、違うぜお前ら、夏と言えば肝試しだ You See?」
そこへ遅れて登場した政宗が壁にもたれて意見した。
「遅かったじゃねーか、また明智にでも捕まってたのか」
名前を出すだけでも寒気を感じながらも政宗に問いかけた
「いや、ちょっと準備に手こずってただけだ」
「準備、だと?」
ニヤリと何かを企むように目を細める政宗にそこにいたメンバー全員が頭の上にハテナマークを浮かべた。
.