*妄想物語*

□約束
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俺は朝一で書類を提出した帰りで丁度、三番隊の隊舎前を歩いていた。



「日番谷隊長おはようございます。」


「よお、吉良。」
 

「お早いですね。」


「あぁ、書類提出でな。
でも、今日はそんなに忙しくないんだ。」


「そうなんですか?
では是非、執務室によっていってください。
現世での美味しいお菓子とお茶があるんです。」


「おいおい、朝から菓子かよ…。」


「まだ市丸隊長はいらっしゃらないと思いますが日番谷隊長に会ったのに帰しちゃうと僕が怒られてしまいます。」


まぁ、確かに今日はそんなに忙しくないし折角だ。


俺は軽い気持ちで


「じゃ、言葉に甘える。」

と三番隊に邪魔する事になった。



執務室に着くと吉良が扉を開けて


「どうぞ。」


と言うので良く出来た奴だと関心しながら部屋にはいった。



そして後ろから吉良も部屋に入って扉を閉めた時に俺は立ち止まった。
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