詩愛の詩。

□空。
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どうせ
最後に残るのは絶望でしょう?
空は無駄に明るくて、
このどうしようもない世界を
はっきりと
私の目に映している。

貴方もそう思うでしょう?
青空の日も
白く曇った日も
大雨の日も
真っ暗になんてならなくて。
見たくなくても光が照らし、
私はそれを見てしまう。

そうだとしても。

空を見て。
その場所からでも見えるはず。
貴方が嫌いな汚れた世界を、
闇が覆ってくれるのが。

けれど、
それは隠しているだけ。
闇はいつか消えてしまう。

だから、
絶望が見えてしまう前に
目を閉じて。

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