詩愛の詩。
□質問。
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君の記憶が残るこの場所で
君と交わした言葉を呟いてみた
あの時間を思い出す度
僕は、
同じ場所を彷徨い続けている。
こうやって
思い出の中で暮らしている内に
僕の命は尽きてしまうのかな?
頭の中で
君の言葉が
何度も何度も繰り返されてゆく。
君の声はもう残っていなくて
文字とその意味だけが
僕の頭の中を巡り続け
今でも僕は
その問いの答えを
探し続けている
「信じてる?」
信じてるよ。
「信じてる?」
当たり前だよ。
「信じてる?」
・・・信じてた。