鏡の世界のプライバシー



<< *< ># >>

不思議な鏡に彼女が取り込まれてから8時間が経った。
鏡の眷属下におかれた彼女は鏡の力に手を焼き、外への脱出が今だ達成できずにいた。長期の拘束でトイレが我慢できなくなった彼女は、やむなく鏡世界のトイレを借りてしまう。
どうにか用を足して一息ついていると、そこへ鏡のトイレに巣食う魔物が闖入してきた。彼女は混乱して慌てて出した物を流そうとするが魔物が腕を掴んでそれを許さない。

そして、そんな悪戦苦闘する彼女の様子を鏡の住人達が別の所で愉しく見ていた。ここは魔鏡の支配下。どこで何をしていようと鏡によって映し取られてしまう。当然、妖将の排泄も鏡世界の男達に微笑ましく鑑賞されてしまっていた。
フォトを友達に送る

[戻る]



©フォレストページ