★文【パラレル】★

□優しい君へ 2
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医者と看護婦は他の巡回の為に病室から退席し、俺と彼の二人きりになった。
実際記憶が無い人と話をした事がないのでルフィはほとほと困っていた。
「傷!!大丈夫か?」
「あぁ・・・今は特に痛みはない。」
「そうか〜本当に良かったな!あ、そうそう俺の名前ルフィな!!よろしく!!!」
「・・・・」
「とりあえず名前呼ばないと話しづらくねぇ?」
「・・・別に。」
「んん〜・・・じゃあクロは?」
「クロ??」
「呼びやすいだろ!!よし、クロで決定〜♪」
「・・・・好きにしてくれ」
「好きにするさ、お前の記憶戻るまで俺が看病みるからさ・・よろしくなクロ!!」
「・・・・。」

こうして俺とクロの奇妙な関係が始まった。
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