★文【パラレル】★
□優しい君へ 2
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「ルフィ!!」
「おぉ、ゾロ!!また遅刻だぞ!!!」
あれから二人は今までの溝を埋めるかのように逢っていた。
ゾロは昔から通っていた道場の師範を目指して日々通ってるらしい。聞けば俺の寮とゾロのアパートは歩いて20分程の所だった。それをあんな離れた所で事故に合ってるのだから・・・
「ゾロお前、方向音痴治らねぇなぁ〜♪」
「うるせぇ、音痴じゃねぇよ。少しだろ、す・こ・し道がわからねぇだけじゃねぇか」
極度の方向音痴だな♪♪
「お前の方はどうだ??」
「ん〜今は暇だな〜・・・・俺また減給されちまってよ、寮のお金めヤバいんだよ〜」
「そ〜か・・じゃあ、うち・住むか??」
「あぁ・・・・はいっ!!?」
「あ、いや何でもねぇよ!!忘れろ!!」
「住む住む住む!!だって俺も助かるし!!ゾロから言ったんだぞ、待ったなし!!」
「あ〜・・ははは、じゃ、行くか。」
「おぅvv」
ルフィはゾロの肩を掴み走りだした。
―ゾロ・・。―
―ん??―
―俺、ゾロと逢えて良かったよ―
―・・・俺も。―
もっともっと、君のこと知りたい。
もっともっと、同じ時を刻みたい。
だからね、ずっと一緒に居ると約束します。
優しい君へ・・・・。
ENDvv
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