★文【パラレル】★

□※大輪の花
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ヒュルルル・・・・






ドォンッ!!!














「あ!!!!見ろよ!!!!始まった!!!!」
「あぁ・・・。」

大きな音と共に色鮮やかな花が咲き誇る。親分と僧は次々に打ち上げられる花火に見入っていた。

「綺麗〜〜〜〜だな〜〜!!!!」
「そうだな・・・。」

花火を見つめながら僧はまた一口酒を喉に流し込む。

「・・・知ってるか?」
「何を?」
「世界一大きい花を見た者は幸せになれるんだ」
「幸せ・・・?」
「あぁ・・・きっとこんなとき、人は幸せだと思うんだろうな・・・・。」

親分はチラリと僧のほうを見る。花火の光で明るく見える表情があまりにも綺麗で、時が経つのを忘れてしまいそうだった。

「坊さん・・・。」

呼ばれて振り向いた僧の唇に親分が口付けをした。びっくりした僧は反射的に突飛ばすが、親分は口付けをやめるだけで顔は相変わらず目の前にあった。

「・・・・!!!!ぉ前!!!!」
「坊さん・・・何か熱くないか??・・・・気持ち、良くねぇ?」

消して目を逸らすことなく見つめてくる親分に僧は目を泳がせた。親分の足元には3本の酒が枝に引っかかっていた。

「親分・・・飲み過ぎなんだよ、頭冷やせ」

僧は言い放つと手で親分の肩を押しやる。しかし、その腕をとられ、また口付けされてしまった。

「ぉやぶ、・・・んんッ」
「飲み過ぎじゃねぇよ・・・俺、坊さんに触りたくて堪らねぇ・・・・っ」
「やめ・・・っ、ん・ふっ」

クチュッ、クチュ・・・
と親分が口を吸う音が鼓膜に響き、僧は堪らず目をきつく閉じた。
「は、・・・ん、んぅ」
「坊さん・・・っ」

若い身体は慣れない刺激に過剰なまでの反応を見せる。ましてや僧は口付けさえ初めてだったのだ。舌を入れられる感覚に身震いしたものの、抵抗する力が薄れてきていた。

「はっ、は・・・頼む・・・も、やめ・・・」
「坊さん・・・っ!!」

上気した顔に虚ろな眼差しで見つめられてとうとう親分の理性が途切れてしまった。

「うっ・・・・!!!!」

スタンッ!!

僧を抱えて身軽そうに木の上から地上に降り立つ。木に凭れさせた僧は息を深く吐いた。

「親分・・・、」
「坊さん・・・気持ちいい・・・・?」

ハァハァと息を切らしながら僧自身に愛撫をする親分に、少しだけ安心して僧は首を仰け反らせる。

「ぁアッ・・・・」

グリッと褌ごしから鈴口を引っ掛けられ僧の口から喘ぎが漏れた。腰が自然に揺れて、褌に濃い染みが出来る。

「おゃ、ぶ・・・・っ!!」
「イクか?・・・・は、はっ、いいぜイケよ・・・っ」
「親、分っ・・・はっ、あ、あ!!」

ゴシゴシと激しく布ごしに扱かれて、身体を硬直させて僧はイってしまった。

「はぁっはぁ、はー・・・っ」
親分は、あまりの出来事に放心状態の僧の褌をずらして酒の入ったひょうたんの蓋を口でキュポンと引き抜いた。そしてあろうことか僧の下の穴に酒を流し込んだのである。ひょうたんの先を無理矢理押し込まれた僧は、ひっ、と短い悲鳴をあげた。

「酒、好きなんだよな?」
「いゃ・・・やめ、・・・っ」

グプッゴプッ・・・
確実に中に酒を流し込まれる感覚に僧は勃起してしまっていた。

「は、ああ、あ、や・・・めっ!!」

直腸で酒を吸収してしまい、ガクガクと膝と腰が揺れる。僧はグラグラする視界を保つので精一杯であった。

「坊さん・・・気持ちいい・・・・?」
「はー・・はー・・・っ」
「坊さん・・・・。」
「・・・っ、気持ち、・・・・イイッ!!」

僧の叫びに親分は我慢出来なくなり、ひょうたんを引き抜いて酒が流れ出る穴に親分の自身を宛がった。


ズブズブ・・・
「・・ぁあ、ああァっ!!」
「・・・く、ぅ!!!」

ゆっくりと僧の中に自身を挿れてゆく。僧はその衝撃に、精液を飛ばしてしまっていた。
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