★文【パラレル】★
□※大輪の花
7ページ/7ページ
ヒュルルル・・・
ドォオオオンッ!!!!!!
広い空に負けない程の大輪の花が町を包み込む。光が降り注ぐかのような錯覚に親分と僧はただただ、瞬きを忘れ見入っていた。
「・・・・・・すげぇ」
「・・・・あぁ、」
一瞬の出来事から我にかえった二人。町の中からポツリポツリと灯りが灯り、いつもの城下町に戻っていた。
「なぁ、あれが世界一大きい“花”か?」
「・・・さぁな・・」
「だったら俺達幸せになれるな!!」
「・・・そうだな、この町の全員がな」
僧の言葉に親分はまた嬉しそうに笑い、自分の口で僧の口を塞いだ。
「やっぱり、俺、坊さんの事好きだ」
「・・・・///」
「坊さんは??俺の事・・・好きか?」
「・・・・。」
「・・・・。」
「・・・・・・嫌いだったらこんなこと許してねぇ」
そう言って立ち上がったが、股から精液が流れてきて僧は眉をひそめた。
「くそ・・・布かなんかねぇのか」
「ねぇよ」
「・・・はぁ、どうすんだよ・・・これ」
「服で拭っとけばいいじゃねぇか??」
「・・・・やっぱり、親分のことは好きじゃねぇえ!!!!」
僧の叫びが林に木霊した。
その頃、城ではおナミ達が賑やかな食事をしていた。
「ありがとう!!ビビ!!とても素敵だったわ!!」
「いいんです。町の皆の幸せが、私の幸せだから!!遠くから知り合いの花火師を招待したかいがありました!!」
フワリと笑うとビビは城の外を見つめた。
ルフィ親分も見ていたかしら・・・。
やぁやぁ
ちょいとお前さん、
幸せの“花”を見ただって?
何処で見たのか教えておくれ
「世界で一番幸せな場所で」
そう言う坊さん、
岡っ引きに呼ばれると
歩いて何処かへ行ってしまった
“花”の噂は
これからも語り継がれる
終
2009年7月17日
☆アトガキ☆
お疲れさまでした!!やっと、やっと!!!!更新することが出来ました。長らくお待たせしました。・・・・待っていないでしょうが(泣)
夏といったらやっぱり花火でしょう!!ということで花火がテーマで。こう、昔の人は大袈裟な気がする・・・うん私の中でだけ(笑)
だから色々な言い伝えが残るんですよね♪歴史って素敵☆(笑)
そしてなんといってもエロがエロにみえない・・・何この奇跡!!(笑)もっと私に文才を下さいvv神様〜〜!!!!
ここまで読んで下さった皆様、お疲れさまです☆ありがとうございました♪♪
(*^∇^*)ノノ