任天堂

□見惚れる、
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「しかしピカチュウも散々だねえ」
「ああ…夢から一気に現実に引き戻されたようだ」
「ルイ君のあんな華麗なジャンプを見たら誰でも惚れるよぉ、ルイ君たら鬼畜〜」

ふと、スネークはルイージを横目に見る。
今カービィによって話題になっている本人は呑気にジャンプを繰り返している。
どうやら癖になってしまったらしい。ひたすら跳び上がると回転し、これまた華麗に着地をこなしている。

と、そのルイージがこちらを見た。
その瞬間に、ルイージの表情が焦りに変わった。

「ちょ、ちょ、スネークさんっ!!」
「…?」

彼の視線は後ろに行っている。
スネークが振り向いた。その目前には、ハンマーが迫っていた。

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