任天堂

□狂った意識
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ふふ、といつものような笑顔を浮かべる。

「兄さん、兄さん」
「…?ルイージ?」

ひたすらマリオを呼び、ルイージはマリオに抱きついた。
彼が笑顔ではなく逆に怯えていたならば状況は大体把握できるのだが。
マリオですら検討がつかない。

「おい、ルイージ、何があったか説明して…」
「聞いて、兄さん」

再びマリオを遮り、ルイージはマリオとしっかりと顔をあわせる。
嬉しそうな表情。やはり、いつものルイージとは違うことに、マリオは確信を持つ。

これね、とルイージは嬉しそうに両手を広げる。
"これ"というのは、プリムたちの残骸だろうか。

「全部、僕がやったんだよ」

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