遊戯王
□そんな君を見たいの!
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刃のように鋭い瞳は背後に立つ敵に向けられた。
敵は槍を持ち、少年の身体を貫こうと迫る。
それを少年は横に飛んで避けた。
裾の長い黒コートが微かに槍に触れる。
少年は舌を鳴らして距離をとる。
ある程度敵と離れたところで腕を構えた。
その指に添えられているのは、数本のナイフ。
思い切り、腕を振るった。
同時にナイフが標的に向かって飛んでいく。
ナイフは敵の足や腹に突き刺さる。
致命傷は負わせられなかったが、隙は十分に作れた。
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