遊戯王

□徒然闇
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初めて出逢って既に三千年。
月日は早い、とゾークは頭の片隅で思う。

「何考えてやがる。こんなときに呑気なもんだなゾーク様よ」
「…いや、」
イラついて態度がでかいバクラにも注意する気はない。(注意と言うより躾だが)

今は闇のRPGの真っ最中だ。
懐かしい景色。三千年前と全く同じだ。(自分の記憶で構築しているのであるから当然と言えば当然だ)
状況的には若干バクラが有利、といったところだろうか。

クルエルナ村の地下神殿。
千年アイテムが全てそろっているわけではないが、一部が封印された千年リングを通せば会話ぐらいはできた。
精神体も出すことができるのでゾークはバクラの目の前に存在していた。

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