詩
□泣かないで
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木々たちの話し声
それは木漏れ日
暖かな日
ぼくの時は止まった
最初は真っ暗で
光が差し込んでくる感じ
そう
それは起きる感覚
でも
ぼくは目を覚まさない
ママが泣いている
泣かないで
どうして泣くの?
ぼくはここにいるよ?
ママはずっと泣いている
どうしたら
元気になるかな?
笑ってくれるかな?
ママ……ママ
ぼく
ママの涙になるよ
涙になって
ママの悲しい時に
一緒に居てあげる
それで元気になったら
笑ってほしい
その時ぼくは
いないけど
ママの笑う顔が
一番好きなんだ