ささげ
□相互記念 おろしポン酢さま
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ポン酢様からのリクエストで、
「浜泉 パラレル」
になります!
BL的要素を含んでいますので、ダメな方はすぐにお戻りください。
それ以外の方はどうぞ!!
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見上げる空は、変わりを見せない。
「しばしの休息」
ゆらり、ゆらりとゆれる船の上。
甲板に寝転べば星空が広がっている。
聞こえる怒鳴り声、あの喧騒。
昼はいろいろなことが多すぎた。
毎回のように攻め入ってくる海賊たち。
うちの船は大きくもないから、攻めやすいとでも思っているのだろうか。
泉は深夜に毎回ここへねそべり、思いにふけるのが日課のようになっていた。
自分はなぜこんなにめまぐるしく動く世界にいるのか。
いずれはバラバラになってしまうんじゃなかろうか。
考え出せば止まらない。
また…今日も眠れない夜を過ごしてしまう。
「(ちっ…俺らしくもねぇ…)」
「ん。」
差し出されたのは1つのコップ。
「…チッ、浜田かよ」
「ちょ、あからさまな舌打ちやめてくんない!?」
こんなところをみられていたとは、なんとも気恥ずかしい思いだった。
すると隣に座った浜田が、いきなりこう言いだした。
「おれらの世界は毎日がすごくはやいじゃん?」
とっさに浜田のほうを向く。
「今はこういう状況だけど、いつかは合流して、全てが終わったら…とか泉は考えない?」
「…どんなことだってうつりかわりはあるんだよ。季節とか、朝とか夜が存在するようにそれぞれ変わっていくんだ。」
「変わらないものだってあるよ?」
「…どんな」
「おれの泉への気持ち」
「…ばーか」
まったく、いい迷惑だ。
「なぁ、そういうのなんていうか知ってるか?」
「え?」
「自意識過剰っていうんだよ」
「…いずみぃ」
どうやら今日はいい夢が見られそうだ。
そう考えると、すぐにくわぁとあくびがでた。
「あ、部屋もどる?」
「…いや、ここでいい。浜田」
「ん?」
「肩貸せ」
そう言うがはやいか浜田の肩にもたれるとすぐに視界がとぎれた。
浜田は自分の体を変化させると、その金色の毛で泉を優しく包み込み自分も目を閉じた。
どんなときでも、どんな場所でも、変わらないものは絶対に存在する…ためしに信じてみようか。
end
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わーごめんなさい!
泉じゃない…
こんな駄文でもよければ、どうぞもらってやって下さい!
それでは相互ありがとうございました!
素敵なリクエストありがとうございましたっ!!