DFF劇場。

□煮干しの日・白い日
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クラウド「どうした、ティーダ?何やら元気がないようだが…」


ティーダ「だっでさー…クラウドー…ぐす…」


クラウド「まず、顔を拭け。
鼻水と涙でえらい事になってるぞ。」


ジタン「…まあ、ティーダの気持ちは俺も分かるけどな。」


バッツ「ん?どういう意味だよ、ジタン?」


ジタン「だから、お前はフラ…ってこのネタ、クリスマスにもやったから省略な。
…ここまで言ってもまだ分からねーのかよ、バッツ。」


バッツ「ぜーんぜん。」


ジタン「じゃ、教えてやるよ。
今日は2月14日…2月14日と言えば……?」


WOL「煮干しの日だ。(2=に、1=棒、4=し)」


スコール「またお前か。どうやったらそうなる。」


WOL「フッ…相も変わらず無知なお前達に教えてやろう。
柊の小枝に焼いた煮干しの頭を付け戸口に挿すと魔除けになるのだ。
柊の刺が鬼の目を刺すので戸口からは鬼は入れず、また煮干しの臭いで鬼が近寄らないという。
最もこれとは逆にー…」


スコール「それ柊鰯(ひいらぎいわし)のことだろ。
大体、煮干しの頭は小さ過ぎるだろうが、常識的に考えて。」


ジタン「…ツッコむべき所が違うような気がするのは俺の気のせいか、スコール?
それに俺が言いたいのは、2月14日はバレンー…」


WOL「だから、煮干しの日だと言っているだろうが!!
バレンタインなどという軟弱な行事など、日本男児には必要ない!!」


バッツ「お前のどこが日本男児だ。“Warrior of light”って名前のどこに日本らしさがあるんだよ。
欠けらすらねーじゃんか。」


WOL「お前達には分かるまい。
序盤のうちは…『戦士さんって、力もあって…守りも固くて…おまけにエースで…凄く素敵です!』
と、頬を染めて私の事を見ていた白魔たんに…
『モンクさんすごく強いんですね!それに引き返え…チッ…肉壁は肉壁らしくモンクさんを庇っていればいいんだよ…』
と、鼻で笑われたあの日の…
旅の終わりも近づいたあの日…夕暮れ河川敷で流した私の涙のしょっぱさなど…」


スコール「おまっ…それって管理人の…」




心の声(=実話)
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