DFF劇場。
□天野義孝展(2012年)
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マティたん「…次は―…ほう、これは。」
ティナ「…これ、私…ですか…?」
マティたん「それ以外に何が考えられるというのだ?
相変わらず赤の使い方が素晴らしい…。
原色に近い色を多用しながら、ここまで柔らかで幻想的な絵画に仕上げる画家も中々おるまいて。」
WOL「…ふむ。魔導アーマーの黒との対比も実に見事だ。」
マティたん「なんだ、戻ったのか?」
WOL「ジョバンニが一晩でやってくれました。」
マティたん「ジョバンニ万能だな。」
ティナ「……。」
WOL「…買うか?」
ティナ「えっ!?でも、この絵…とっても高いから…。」
WOL「…でも、気に入ったのではないか?」
ティナ「…うん。」
WOL「なら、買いだ。ティナ君の笑顔が見れるのなら安いものだ。」
ティナ「…ッ!ありがとう!!」
WOL「…いや、いいのだ。そのかわり、今度は白ではなくピンクと黒のレースのパンツを―…。」
ティナ「……。(ニコッ)」
通りすがりのバッツ「オラオラオラってすごい声がしたんだけど…って、あれ?ティナとWOLどうしたんだ?なんかティナの後ろのにいるし。」
マティたん「…お後がよろしいようで。」
予定調和
Fin《次は後書き》