鳴門
□私にはあの子が必要なんだ
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「紅蓮!」
またコイツだ…
私と幽鬼丸に付きまとう木ノ葉の忍び。
確かに私は大蛇丸様の僕…
アノ方には逆らう事は出来ない。
「幽鬼丸は何処だ…!」
「ハッ…さぁね
知ってても教えないよ!」
私は幽鬼丸の母親を逃がそうとした。
だが…
私は大蛇丸の僕だから
体にまとわりつく蛇。
体はもう動かない。
動きたいけど
動けない。
所詮私は下っ腹
大蛇丸様に逆らえるはずがない…
「私には…私には…
あの子(幽鬼丸)が必要なんだ…!」
END
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