番外編

□淡泊主人公とのこんな出会い
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〜エンテイ〜

今日はやけにアンノウ達が騒いでいた…

あいつ等は何時ものように壁から出てきて意味も無く浮遊していたと思っていたら、まるで何かに弾かれたようにせわしなく動き出した…

それを見ていたがだんだん煩わしいほど騒がしくなり我は静かに遺跡から外に出た。

外には女がいた…その女は我を見て直ぐに目線を外し煩わしいそうに溜め息をついた…そして、我に背を向け歩き去ろうとした…

何故だか解らないが我は酷く戸惑い女に己の体格も忘れ飛びついてしまった…が、女は軽く交わし我に強烈な回し蹴りを喰らわした…

体格がとか関係無く我は飛ばされた…

その衝撃は凄まじく意識が軽く飛んでしまった…

体制を整え女が居るであろう場所を見るともう女は居なかった…

あんな女は初めて見た…今まで長い…長過ぎる時間の中で初めてだった…姿を見られて無視去れたことは初めて蹴られたことも今まで無かった、それでも感じるのは不快感ではなく今まで感じたことの無い不思議もの…この気持ちは何かを確かめるに一番早いのはもう一度会って確かめる事…

さて、大地を翔あの者を探しに行くとしよう。



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