□伝説の美食屋
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そんな、まさかと誰もが思っているだろう。

俺が、俺たちが知っているのは小さくて、頑固で料理にいつも真剣に取り組んでて、意外に根性のある奴だ。
…しかし、眼前で敵を冷酷な笑みを浮かべながら見据えているコイツは誰だ?

冷酷な笑みなのち艶やかで背筋がゾクゾクと総毛立つ感じがする。


『キサマ ナゼ イキテイル?』

そうだ…、奴の、GTロボの言っていること。
何故、生きている?
確か心臓を一突きされ即死状態だったはずだ…

「ふ…ふふ。死にましたよ?一応は。」

妖艶

その一言に尽きるだろう。
そこに居る誰もが魅入られる笑み。

「いやはや…、流石に50年のブランクは少しキツいかな?自己治癒能力が遅いや…。」

さすりさすりと胸の辺りを触る。

「こ…まつ?お前は本当に小松か?」

「えぇ、そうですよ?大丈夫ですか?」

あっけらかんと返事をする小松
その様子は、いつも見ている小松だった




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