□甘い身体
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最近…俺をざわつかせる奴が居る……
ソイツはチビで不細工で美しさの欠片もないくせに食材を前にすると繊細で美しい手際で最高に美しい料理を作る…

「っぁ…ひっ、やぁあ…サニー…さ、」
「松…嫌がってるわりには感じてんじゃね?クスクス…。」
「っ…///。サっサニー…んぁっ」

俺より小さくて荒く扱えばすぐにでも硝子細工のように砕け散ってしまいそうな存在。
そんな存在を欲しいと思わない奴が居るだろうか…?
組伏して縛って閉じこめてでも手に入れたい…そう思ったから手に入れる…

美しいものは全て美しい俺のモノだ…

「松の身体は甘いな…。俺のフルコースのデザート変更かもな?」
「ふっふざけないで下さいよ!?急に呼ばれたと思ったらあんなっ〜///」
「でも気持ちよかっただろ?」

顔を赤くして、小さい体を大きく動かす松の姿は醜いが…まぁ惚れた弱みだから許そう…

「松、腹へった何か作れし。」
「はっ?!」
「んだよ…?早く作れ…。」
「わっ分かりました…。でも、時間かかりますからね?」

小松はベットから飛び上がり服を着替え台所に立った。
台所に立った小松をサニーは眺めていた。

(いつもは不細工なくせになんでこんなにも…)

「うわっ…!?サニーさんっ!?あっ危ないですよ!?」
「関係ねーし。……やっぱ、松の身体甘っ…。」
「また触覚で触ったんですかっ!?」
「うっせーし…。いつ触ろうと俺の勝手だし。」



甘い身体

(そんな旨そうな身体が悪いし…)



end

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