企画

□恋は思案の外
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「よし、寝るか」

日付けも変わったばかりの頃、いつもより早く仕事を片付け終わって寝ようと布団に入ろうとした時だった。

「土方さん」

「おわぁっ!?」

突然背後から話し掛けられて…かなりびっくりした。

「テメッ、何か言ってから入れ!!人がこれから寝るって時に…」

「寝るんですかィ?電気つけたまま。」

「べ、別に関係ねぇだろ!これは…あれだ、消し忘れたんだよ!!」

「そっか、土方さん電気つけたままじゃないと怖くて寝れねぇんですよねィ?」

「なっ…!」

何でコイツ知ってんだ?いや、そうじゃなくて…。俺は怖いからじゃなくて…そう!用心深いんだよ

「…で?どうしたんだ?」

「あぁ、土方さんは照れ屋だから中々渡しに来れないと思って、俺から貰いに来たんでさァ」

「貰いにって…て、誰が照れ屋だコラァ!!」


「よう土方」

「おう!……て、え?何でお前普通にいんのォォォ!?」

いつの間にか高杉が部屋の中にいた。

「テメェ、どうやって入ってきた!」

「あァ?普通にそこに穴開けて入ったぜ?」




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