拍手連載

□未定
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【拍手連載】



試験管の中で妙な液体がコポリと音を起てる
それを手に男はニヤリと口を歪ませた

「完成です」

眼鏡を通して紅い目が嫌に光った気がした


――――――――――


次々と並ぶ料理
久々に宿が取れたルーク達は宿の主人が腕を振るった料理に感嘆の声をあげた

「こんなにも…いいんですか?」

「なぁに!あんた達、疲れてるんだろ?一杯食って力付けなっ!」

ニカッと笑う主人にメンバーの顔も緩む
ここ最近は戦闘が多く、ゆっくりする暇も無かったので正直ありがたかった

「ありがとうございます!!」

「たんと食いなっ」

見た目も良かったし味はもちろん絶品だった
空腹感は無かったがどんどん食が進む
主人は満足そうに頷いてその場を離れて行った









食事も済み、ルークは久々の一人部屋をゆっくり満喫していた
ベットに身を委ねるように倒れ込むとお日様の匂いが鼻を擽る

「(はぁ〜、気持ちいい〜)」

あまりの心地良さと体に残る疲労から睡魔が訪れる
まだ陽も浅かったがルークは仮眠を取ろうと瞼を閉じる

すると、隣の部屋から何やら甘ったるい匂いが漂って来たのを感じとると重い瞼を上げる


  
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