Dream
□今すぐ…
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先生…俺もう一人になるのは嫌だ。
…先生俺を、見捨てないでくれ
───
「瞬くん。私はあなたを見捨てたりしないわ」
瞬「…」
俺だって先生が俺のことを見捨てたりせずに信じてくれるのは横分かってる。
だけどやっぱり怖いんだ。
「瞬くん。私じゃあなたを支える事はできないの?」
瞬「もうやめてくれ!俺にかまうな!!!」
ちがうっ!俺が言いたいのはこんな事じゃない。本当は先生のこと信じてるんだ。
くそっ…俺が弱いからこんな事言ってしまうんだ。
「そっか…」
やめてくれ…俺のために泣かないでくれ…
俺が…愛しいあなたを泣かせてしまった。
「ごめんね。瞬くん。…それじゃぁ、学校でね」