無ノ答
□第拾壱章
1ページ/6ページ
「零都、・・・零都」
真っ黒な部屋。
そこに、首に鎖を繋がれた少年はいた。
「ぅ・・・、あ・・・零都」
狂ったようにある人物の名を呼び続ける少年。
彼の目元は布で隠され、肌のいたるところに大きな傷や小さな傷が見られた。
彼の名前は、黒井悠弥。
さして珍しくもない、炎のアリスとその他2つのアリスを持っている少年。
彼の脳内にはある一つの映像が流された。
「、ああああああああああ!!!!!!」
それが、誰の仕業なんてもの彼にわかるはずもなかった。
.
→
次へ
[
戻る
]
[
TOPへ
]
[
しおり
]
カスタマイズ
©フォレストページ