06/15の日記

23:24
休止中第二回目小ネタ
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というわけで(ここでやっと)第二回目小ネタ回です!!
とっさの思いつきでヤンデレでもどうだろうか
(本当なら裏部屋行きだけど小ネタのため・・・。自己責任でおねがいします><)

ちなみにいろいろと薄桜鬼の更新率が高いのはアンケートの結果ですこんな感じで活用させていただいてますぜ気がついて


薄桜鬼/沖田/ネタバレ注意/ヤンデレ/死ねた/流血注意
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ああ、僕はもうすぐ死ぬのだろう。
だって、見てよ。

「なんで、ただの咳が赤いのさ」

手のひらにべったりとくっついた血を見つめ、泣きそうになりながら笑う。
僕の肩にもたれかかって眠る君の寝息を聞きながら僕は夜空を見上げた。
こんなところで寝たら風邪ひくってのに、阿呆だな。

「寒いねえ」

ゾワリと体中に何かが走った。
ああ、ほら・・・大変だ。僕はもう、壊れてしまう。

「馬鹿、」

馬鹿。馬鹿、馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿
ほら・・・ほら、ほら,

「早く、」

カタカタと手が震える。
寒さのせいだろうか。・・・否、恐怖のせい。

「早く、」

左手に、力が篭る。
握りなれた、だけど握力が随分低下しているせいか重く感じる刀。
夜の空に輝く月の光りが刀の刃に反射していた。

「早く、」

早く、逃げて。

最後に振り絞って出した声は、虚しくも肉を裂く音によって掻き消されてしまった。
ああ、遅かった。何もかもが。

「逃げてよ」

怖かった。
自分の身が滅びてしまうのが。

怖かった。
この世から消え去り、そして愛しいこの男の記憶から消えてしまうのが。

怖かった。
たった一人闇に葬られるのが

怖かった。
一人になるのが。

怖かった。
壊れてしまうのが

怖かった。
彼を、この手で殺してしまうのが。



そして僕は一人血溜まりの中で笑う。
「      」

今行くから、待っててね。

「だいすき」


end

とりあえずこんな沖田さんはいやだ。

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