Driving School!!

□入校手続き偏
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「面白いなぁ〜。他には何かある?」

えーっと、他に。他に。

「じゃあ、オススメな教官はいらっしゃいますか?」

「ん〜、オススメねぇ」

暫く考えた後、二人の名前を挙げてくれた。

「南と宍戸かなぁ〜。南先生は、優しいからちょっとやそっとじゃ怒らないよ。初実技には良いかもしれないね」

南先生、ね。頭にメモしとこう。

「宍戸先生は、説明が上手いんだよ。苦手なコースも付き合ってくれるし評判良いよ。熱血タイプだから好き嫌い分かれるかもしれないけど、俺はオススメ」

宍戸先生、ね。よし分かった。

「ま、イチバンは俺だけど。講義は多分俺だからヨロシクねー。眠くても起きてるように!」

他にも色んな話を聞けて、すごく参考になった。
話しやすい先生で良かったわ。

他の教官達の特徴とか。学長の話とか。
流石にオススメしない先生はいないよ、と言えないようだったけど。今後の参考には十分だった。

あと、横にある小さな食堂はカレーライスと焼きそばがオススメだとか。

あっという間に時間は過ぎて、授業終了のチャイムが鳴った。

「あ、こんな時間だ。じゃあ俺は書類出しとくから、この後で受付寄って行ってね」

「はい」

「ウン、じゃあこれからしっかり勉強するように。頑張ってください」

最後だけ教官っぽい台詞を言って、先生は颯爽と教室を後にしたのだった。
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