Story

□愛情メランコリ
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だって俺のあの子を奪うから


愛情メランコリ



だってあいつは俺からあの子を奪った
見てしまった
千歳が小石川と口付けしてるとこ

なんかがキレる音が頭の中でした

近くに寄った
千歳は相も変わらずの飄々とした顔

ムカつく

「お、白石。
見ちゃったと?」

ぷつ

「なぁあっ!
恥ずかしいやん、千歳!」

ぷつん

「せっかくいい雰囲気だったと、残念ばい。」

ぷつん




とりあえず、千歳は意識が無くなるまで痛めつけた
俺の心の傷に比べたらなんでも無い
途中小石川が止めようとしたけど、殴って大人しくさせた
だって俺のモンを奪う千歳、お前が悪いんやで

「千歳っ!!!しっかりせぇ!!
白石!なんでこないな事するんっ!?」

なんでって
「お前は俺のモンなんに、俺のモンに手ぇ出すん許せん。」
「意味解らんっ!
そんなこと、俺はお前のモンやないっ!!」

え?今なんて

「今なんて。なぁ、なんて言ったん?
俺聞こえへんかった。
俺のモンやない?
なあ、何が?
なあ…
答えろや、なあ、なあ!
答えろ、誰が、誰のモンやないって?


なあっ!!答えろっつってんだよっ!!!!
小石川ぁっ!!!!」
泣き始めたその歪んだ整っていた顔を強引に引っつかみ瞳に俺の顔を映させる
「ヒッ…!
俺は…俺はぁ、お前のモンやないっ!!!」

ぶっつん

「俺の事嫌いなん?
そうやな、やって好きやったら俺のモンなるもんなぁ。
好きやったら
好きやったら
なぁ俺ん事嫌い?」
「ウグッ!嫌い、や!!
そんな白石!!!」




「そんな悪い事言うんわ、どの口?
ああその口かぁ。
あかん子やな小石川は…

悪い子にはお仕置きやな。」
「いやぁ!!
離せ!離して!!
嫌ーーーーーーーっ!!!」

そんな可愛いく泣いても許したげない
自分は誰ので誰が好きか教えな
俺の可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛いかわいいかわいいかわいいカワイイカワイイカワイイカワイイカワイイカワイイ小石川健二郎

だーれにも渡さない
お前は俺だけ見てればいい

なぁ、健二郎は誰が好きて聞くと
「蔵之介♪」
って可愛く答えてくれる

「千歳よりも?
俺んこと千歳よりも好き?」
「ちとせぇ?
だれそれ?俺蔵之介好き。」
「俺も健二郎大好き。ずっと俺の傍に置いときたいぐらい。」


大大大大大好き
殺したいくらい

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