透明な声
□はい。日記に書いてました。
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「あ゛ーーーーーーーーーーーーっ!!!」
「どうしたんですか?ベルさん。精神不安定者みたいな声出して。
精神いっちゃいました?」
「いかねーよ。。違うっつーの、オレの牛乳が無くなったんだし、ぜってぇ鮫だ。殺す。」
「そんな事ー・・・・?」
「そんな事じゃねえし!そんなこと言ってたらもう協力しねえぞ!!」
「そんなに!!?・・・・・・牛乳飲んだのはルッスーリアさんですが・・・・」
「・・・・・・マジ?」
「マジです。見ましたもん。」
「・・・・じゃあさ、この間鮫の部屋、荒らしたのは?」
「あぁ、それはえっと・・・・顔面凶器の人です。」
「あぁ、変態親父か、てか、お前すげえな。」
「いえいえ、それほどでも。人の秘密とかいろいろ知ってますよ。」
「マジか。ちょ、教えろよ。」
「しょうがないですね、まず、鮫は童貞です。」
「マジ!!?」
「はい。日記に書いてました、」
「日記かいてんの!?」
「はい、アレは傑作でしたね、ぶふっ!」
「え、見てえ・・・・」
「今度こっそり持ってきてあげますよ。」
「おっしゃ、他にはなんかある?」
「ありますよー、あの雷野郎の机の3段目の引き出しには
ここのボスと眼帯の女の子のブロマイドが大量に入ってます。」
「お゛ぇぇ・・・しかも3段目って一番大きい所じゃん。」
「そろそろ入りきらなくなりそうだったんで他の所にもおくんじゃないですか?」
「うわー・・・・王子どんびき。」
「ですよね、此処のボスにチクれば怒られるんじゃないですか?」
「オレちょっと行ってくるわ。」
「あ、私も行きます―。」
(どうなりますかね。)(とりあえず、城が崩壊すんじゃね?)