有神論

□仕事をしたらどうなんだ。
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朝、僕は食堂へ向かう。向こうから飛んでくる罵声。

馬鹿らしい。そんな事言ってる暇があったら仕事したらどうなんだ。

僕だって今日任務あるんだぞ。3つも。

なんか、ナイフ飛んでくるし。

幻覚でご飯が砂とか虫とかにもなってるけど、食べてみれば味は同じだった。

見た目がグロイだけじゃん。

うわ。火薬飛んできた。最悪だよ。

素早く食べて食堂を後にする。

なんかビーチェが嘘言いふらしてるっぽいしね。

そんな嘘考える暇があるなら任務しろよ。任務。

そんな事を考えながらSSランクの任務を3つやり行く。

案外あっさり終わってしまうものだからさっさと帰って報告書を書きあげた。

そんで、ボスに渡したら真っ赤な目で凝視された。

羽、ふわふわしてるなぁ…。擽ったそう…。

って何考えてんだ、僕は。

自分で自分にツッコミを入れているとボスの声が僕の脳内に割りこんできた。

「お前が1人でやったのか。」

「はい。そうですけど、問題ありました?」

普通に返したらかなり笑われた。なんで笑ってんの?

僕はボスがベスターと戯れてる所を想像してる方が笑えるんだけどな…

「ぶはー!面白ぇ。気に入った。」

…気に入られたんですか?

「そうですか。じゃあ僕はこれで。」

簡単な返事をしてから、ボスの部屋を出る。

残りの余った時間を部屋で有意義に過ごそうと自分の部屋へ行こう歩きだしたら、ナイフが飛んできた。






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