過去拍手
□9月〜10月
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*名前変換無しです*
*会話文のみ*
「ワタル兄さん、浮気ってどう思う?」
「くだらない事言ってないで手を動かせ。さっきから山が減って無いぞ」
「それは兄さんがさっきから書類山を大きくさせるからですー。処理が間に合わないんですー。じゃなくて、浮気、どう思う?」
「浮気ねぇ…よくわからないけど、余り良いものじゃないんじゃないかい?」
「じゃあさ、自分の大切な人が浮気したのを見たら、どうする?」
「とりあえずは本人に問いただすんじゃないかな。もしかしたらその相手はただの仲のいい異性だったかもしれないし」
「問いただす、か……ワタル兄さん」
「なんだ?」
「昨日の女、だれ?」
「…いったいなんの事だ?」
「だーかーらー、昨日、街で仲良く話していた人!だれ!?浮気相手!?」
「ああ…昨日の彼女は、俺に思いを告げただけだよ」
「浮気じゃん。まごうことなく浮気じゃん。最低ワタル兄さん!」
「浮気じゃないよ。俺達は兄妹だしね」
「返事は?」
「勿論断った」
「おめでとう!ワタルは30代独身に近づいた!」
「カイリュー、この馬鹿に破壊光線」
セキエイ高原は今日も平和です
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