ネタ

□SS
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ああ今日もだ。君は毎夜どこかへ出かける。あの日から。僕たちがほしのていしを防いでから。耳を澄ませば君の鳴き声が聞こえてくる。どうして泣いているの?君があの人を呼ぶ声。どうしてそんなにも切ないの?初めて君と会ったとき、倒れていてびっくりした。次に、その澄んだ綺麗な目をみて君に惹かれた。君は気づいていなかったけれどいつも夢の中で誰かを呼んでいた。それはあの人だったんだね。あの人と少しの間だったけど一緒に旅をして、君をとても大切にしているのが分かった。だって、お互いを無意識でも信頼し合って、思い合っていて。どうして時の神はあの人も蘇らせてくれなかったのだろう。そう思ってしまうのは罪だと知っているけれど、君の泣いている姿を見るたびにそう思わずにはいられない。太陽が昇っているときはあの人の思いに蓋をして笑っている君。夜にしか泣くことが出来ない君。ああ、どうして。なんでそうやって一人で抱え込むんだろう。せめて僕にだけでもその感情をぶつけてくれたら楽なのに。君は優しいから、訪ねても無理をして何でもないと笑うんだろう。そんな笑顔が見たい訳じゃないのに。今日も君の泣き声がこびりついて離れない


君は優しくて、綺麗で、それが僕にとって残酷だ


僕じゃあの人の代わりにすらなれないのですか











…なにが書きたかったんでしょうか?自分でも分からなくなりました
パートナー編です。きっとこの子も主を思っているんだろうな、みたいな
因みに僕のは闇の探検隊で主・ピカチュウの「レン」で、パートナー・ヒトカゲの「セツナ」です


ポケダン小説はこれで最後
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