ネタ

□SS
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1 主・サファイア 従・グリーン

その少女は木の上から辺りを見回して、誰もいないことを確認していた。
出来るだけ音は立てず慎重に、決して彼に見つからないように。
そうして良く注意しながら地に降り立った瞬間−

「見つけましたよ、サファイア様。」

ガシッと後ろから腕を掴まれ、顔を真っ青にさせながら恐る恐る少女−サファイアは自分を捕まえた人物を見上げた。

「グ、グリーンさ…」
「今はお勉強の時間だったと思うのですが」
「ちょ、ちょっと休憩しよと思っ…」
「休憩ならわざわざ木に上る必要も無いはずですが」
「や、あの」
「………………サファイア様?」
「ごめんなさい!!」

謝るサファイアに深いため息をつくグリーン。そんなグリーンをみてビクッと怯えるサファイアだったが、次の彼の言葉に酷く驚いた。

「…今回だけですよ。」
「えっ…」
「最近は稽古も勉強も頑張っているようですし、少しぐらい構わないでしょう。」
「ほんとうかと?」
「お茶の準備もしてありますよ。」

途端に笑顔になるサファイア。早く早くとグリーンをせかし、駆け出す。

「こんなに天気が良いけん。中庭にするったい!」
「わかりましたから、そんなに走らないでください。転けますよ。」
「平気ったい!」

中庭からはにぎやかな声が響いていった。



書いたのはここまで
後残りの組は
主・レッド 従・ブルー
主・ゴールド 従・シルバー
主・エメラルド 従・イエロー
でした。レッドとブルーを途中まで書いて挫折した。せめてゴールドとシルバーは書きたかったな……
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