ネタ

□SS
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未来から来た僕の親友でパートナーだったと言っていた彼。人であったときのことは忘れていたけれど、それでも頭の片隅で彼の存在がはなれなくって、うったえていて。彼が何が好きかを知っていた。彼がどんな世界で生きてきたかも知っていた。少なくとも記憶が亡くても彼を愛していた、そう思いたい。なぜ僕は此処にいるんだろうか。あの子が望んだから。時の神は僕に世界を救う力があると言っていたけど違う。そうじゃない。ぼくはおまけにすぎなくて。本当に必要なのは彼で。あの子も時の神も間違えたのだ。たとえ世界を救う力があっても彼のことを思い出せない僕に救えるとは思えない。幻覚でもあの悪夢のなかで言われたとき納得した。隣ではあの子が眠っている。今夜も眠れない、彼の最後が忘れられない。何度も夢に出てくる。彼が最後に願うようにささやいた愛していると言う言葉。ああ、何故彼にふれなかったのだろう。腕に少しの間でも良かった、抱きしめられたかった。抱きしめたかった。そうしたら此処まで彼を求めなかったのだろうか。彼のぬくもりを感じたいと思わなかったのだろうか。もう彼は消えてしまった。僕がいた未来と共に。きっと一時的に僕も消えてしまっていたから、本当に消えたのだろう。それでも諦めきれなくて、夜な夜な僕は彼を捜す


最後に聞いた、彼の言葉


彼の声だけでも聞きたくて、それだけでいいのに

かれはもういない






ポケモン。時・闇の探検隊の主→ジュプトルです。ジュプトル×主前提の
合いたいのにもう二度と会えない。ジュプトルのことを記憶をなくしても愛してる主人公です
書きたかったんです。はい。
気が向けばジュプトル編かくかも…他の人も


昔書いた文章を発掘したので
もったいない精神でのせてみた
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